無垢材のベランダ収納
- gs-product
- 7月10日
- 読了時間: 2分
更新日:10月5日
ベランダ用に設計した木製ストッカー
マンションの大規模修繕工事や長期出張やらで組立てることができなかったのですがやっと組立て完了しました。
設置した場所は動線を妨げず且つ隔板から少し離したトコロにしました。納まり具体もちょうど良い感じだと思います。ベランダの傾斜が少しきついとこですが付属アジャスター脚で調整してガタツキなく使えています。

久しくノックダウン商品を組立ていなかったのでドライバーの手締めで組み上げ。*手間はかかりますが手締めのほうが組立の感覚を思い出せるので時間がある時はアリだと思います。
木ネジを締め込む際、木材の密度が高いところや節周辺の硬い所に当たると手に直接感覚が伝わってきます。不具合が起きそうな箇所の確認検証、取説を見ながら作るのもプラモを作るような”作る満足感”を思い出せたり、組立て手順に不備がないかも実際の作業でチェックできると思います。
もちろん電ドラでの組み立てのほうが早いので目的に合わせた道具選択が良いでしょう。
自宅用に木製ストッカーを組み立てたのは今回で3代目。初代はガーデニング市場を開拓した頃なので20年ほど前になります。その頃はサンプルでいただいたプラ製の収納箱を使っていたのですが紫外線等による劣化≒白化が気になっていて木製の収納シリーズを新商品企画&開発→商品化してからずっと使っています。これまで使ってきた収納庫たちは退色が目立つ頃にメンテ。退色の状態に合わせて選色、塗装すると落ち着いたブラウンになっていくので風合いが好み。3代目もまた永く使いたいと思います。
今回デザインする機会をいただき、狭小地用奥行スリムタイプのストッカーの使いやすさ等の検証できる良い機会になりました。
実はぎ材の一枚一枚が違う木目は天然木ならでの自然な風合いがあります。やはりイミテーションモノと違って本物は存在感があると思います。
日本の杉や桧を使いメイドインジャパンで作る機会があったら是非また作ってみたいなと思います。しかし材料コストに対して市場が望む値ごろ感や原価面などで難しいのかもしれません。
天然木のエクステリア商品はDIYで定期的にメンテしてあげると長く使えます。国産で作ってみたい。
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