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グレースケールレンダ 原木からつくられる無垢材家具

  • 執筆者の写真: gs-product
    gs-product
  • 1月24日
  • 読了時間: 3分


前回アップロードした 「原木からつくられる無垢材家具」では私たちが普段の生活で接している家具が自然素材からつくられているコトを表現してみました。


木材は自然の中で何十年もかけて成長する大切な天然資源。例えば桧は成長が遅く住宅用の建材として使えようになるまで40年以上を要します。貴重な資源からつくられる木製家具を大事に使うのは無駄な消費を抑える、「大切にする」良いコトだと思います。



原木からつくられる無垢材家具
原木からつくられる無垢材家具


閃いたアイデアや思い描いているものを伝えたい時に具現化&可視化するコミュニケーションツールとしてCGを使っています。


無垢材家具原木からカットされる無垢材原木自然、

これを一枚の画で表現してみたいと思い、とりあえずビジュアライゼーション化してみました。


テーマや目的にあわせて「伝わるコト」ができそうな表現手法、わたしの場合は手書きスケッチやパワポやフォトショ、CAD+CG等の“描きツール”を使っています。最近まとまった時間にCG制作することができたので、可視化しようと思った事や出来上がっていく過程などかいていきたいと思います。

今回はグレースケールレンダリングについてです。ご清覧いただければ幸いです。


グレースケールレンダリング
グレースケールレンダリング


グレースケールレンダの良いと思う3つ

試行錯誤を繰り返しながら仕上げていく作品制作の時、いいなと思う3つについてご紹介します。



【1】プロトタイプの形状確認

色がないのでモデリング作業に集中できる、プリントアウトして形の比較や修整部への書き込みなどチェックもしやすい。この段階でのブラッシュアップにより後工程がよりスムーズにすすめることができます。

+既にマテリアル設定が完了したモデルとの組合せでも出力時確認できるのも便利です。


V-Rayの設定画面での操作は2つだけ

・マテリアル上書き設定に☑

・上書きしたいマテリアルを選択、「white sibo」光沢の無い白色にしました


V-Rayの設定画面
V-Rayの設定画面


*白系は全体の画が暗くならないのでおすすめです。


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【2】レンダリング時間の短縮

CG制作ではデスクトップPCや大きめの重量級ノートを使用するのが一般的なのだろうと思いますが、私は出張先で制作する時があるので軽めのノートPCを使っています、もちろんグラボ無し。

推奨されるハードウェアではないので仕方ないのですが、レンダリング中はPCの冷却ファンがフル回転しっぱなしになり今回のような樹木が大量にあると完成するまで10数時間かかります。

グレースケールレンダリングはモデリング後に短時間で形状確認ができ、且つPCへの負荷が軽くなるのが有り難いところです。



【3】ライティング、影具合の確認

光のあたり方と影の具合を短時間で確認できる。構図のバランス、モデル位置の調整などざっくり確認用する時に使うのがよいかと、




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以上、グレースケールレンダリングのよいと思う事をまとめてみました。


表現スキルもまだまだですがCG制作は楽しいです。フォトリアルなCG表現も魅力的ですし、アート的な深みのあるヴィジュアリゼーションもいいなと思います。


「伝わるビジュアライゼーション」分かりやすくて奥行のある表現ができるよう可視化のブラッシュアップを継続していきたいと思います。


ーご清覧いただきありがとうございましたー

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