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かながわデザイン機構で「デザインした商品」お話しました。

更新日:2022年2月17日


商品をデザインする仕事について約30年ほどになります。今でも"長く使ってもらえるデザイン"を目指し活動させていただいてます。なかなか実現が困難な目標ですが、「学びの広場」でこれまで手掛けてきた商品のデザインや当時のウラ話などを交えお話させていただきました。


初めに「学びの広場」って何?についてお話したいと思います。


2022年1月よりかながわデザイン機構(KDF)では、”会員から学ぶ”と題し、会員のプロフィールややりたいコトなど自由にお話できる場をつくりました。会員の立原氏が中心となり運営しています。私は初めの企画案、そしてサポート&お手伝い役で運営に参加させていただいてます。

以前よりKDFの更なる活性化ができないものかと考えていましたが出張が多い為なかなか実現できずにいました。2016年に会員となってから会員との交流する機会が個々の主体性によるものと感じていたので何かしらできないコトかと試したいたのですが、昨年2021年2月より「つながる企画」と題し簡単なプレゼ資料を作り賛同してくれそうな会員さんに提案していました。(ゆるーいスタートです)

そして具体的な仕組みとして会員同士の交流やつながる機会をつくれないものかと話し合いをすすめてると2021年GW前、「KDF内部でオンラインの勉強会」を立ち上げようという話がきっかけとなり徐々に「学びの広場」が形成されて現在は勉強会の他、会員からのお話が聞けたりできるようになっています。


当初のネーミング案は「勉強会」、その時理事長から相談を受けて数案ネーミング提案をしました。弊社では見える化が強みの一つ、。”分かりやすいネーミング”を大切にしています。そこで皆で学べる場所、そしてKDFでの交流できるプラットフォームにしたいという思いから「学びの広場」とつけてさせていただきました。


先日、私の回では現在の制作活動の基礎となってきた製品化してきた商品を中心にお話しさせていただきました。



ただいま更新中。隙間時間に加筆しています、お時間のあるときまた弊社ブログにご訪問いただければ幸いです。


はじめに自己紹介です。

2007年より、株式会社GS-PRODUCTを立上げてプロダクト&コンセプトデザインを中心に

デザイン視点のコンサルティングで企業価値を高める活動をおこなっています。






主だった受賞歴等まとめてみると、

1996年:グッドデザイン賞:ペットバスケット「トラベルキャリーHC」 2007年ロングライフデザイン賞


2002年:グッドデザイン賞:ベランダ用木製デッキ「ジョイントデッキ」

JAPAN DIY SHOW銀賞「人と環境に優しい商品」:焼杉竹ラティスシリーズ


2014年:北京林業大学本館 家具デザイン


2017年: The 10th Fujian Friendship Award  外国人栄誉賞 Economic and Technological分野


約30年プロダクトデザインに関わる仕事をしているといろいろとやってきたなと思います。



以前はアイリスオーヤマという会社で13年商品開発をしていました(よくそんな長い時間、開発をしていたと良く驚かれます)。そこではガーデンWoodenエクステリア、木製犬小屋の市場を開拓したりペットトイレやフードストッカー等のエポック商品をつくってました。


私が在籍していた頃のアイリスオーヤマはターゲットがホームセンター市場、⇒価格帯:誰にでも手が届く値ごろ感重視の商品でした。当時の主力商品はプラスティック製品(自社生産、業務形態:メーカーベンダー)で私もガーデンペット商材等の商品開発をしていました。→でも今は、リアルウッドの商品開発がメインです。


プラスティック製品の商品開発からリアルウッドに変わってしまったきっかけはウインドサーフィンで、 在籍中は週末は海、 +冬はスノボ。横乗りスポーツにハマる。週末は海で遊んだ後、翌日の月曜日はプレゼ会議というライフスタイルでした。


三浦半島 横須賀市津久井浜

忙しくてなかなか遊びにいけませんが、夏になると軽めでちょうど良い南風が吹いてくれます。セイルサイズ5.0m2くらいで楽しめる事もあるのでお勧めです!




プレゼの様子(下の写真) 当時にアイリスオーヤマ商品開発の業務範囲は企画~商品が安定生産されるまで一連の業務、一気通貫のデザインでした。*今は違っていると思います。企画からデザイン、設計、商品の原価計算、海外OEM商品の場合FOB~輸送コスト含めた工場着値、品質決め、量産立上げまで商品が安定して生産出荷できまでの仕事をこなしていました。


出典:カースタイリング




出典:カースタイリング





出典:カースタイリング

出典:カースタイリング






□ペット用キャリーを担当。家庭用品,メカが入っていないので、構造や機構など比較的自由に設計できる。

 耐久性や強度、製造コスト等十分配慮すればデザインの制約も少ない。


□金型、当時は主に国内企業に発注。が、まさかの韓国。金型トライのチェックで、初の海外、1泊2日の弾丸出張。韓国出張者は体調を崩すが、問題なく帰国。 

 *エレベーター、時々キムチ臭。出張から戻ってくる人は皆キムチ臭い。


□ウインドサーフィンで日焼け、韓国帰国、体調良好。初海外OEM商品がインドネシア。役員の間で「彼ならば無事に帰ってこれる」、担当決定。


□犬小屋の話、ペットブームの前


□ラティス、提案するが社長から拒絶。1年かけ承認をもらう。「わしは反対だが、承認してやる。」*健太郎社長が反対≒販促等の売上UPのサポート無し。

□【物:資材、物の提案⇒コト:様々な使用シーンに対応した使い方の提案】園芸のイメージ⇒ガーデニング。、その他IRISで作った商品


□ガーデン事業、犬小屋ともに主力の自社製造のプラ製品よりOEMリアルウッド商品の売り上げが上回る。売上構成を反転させた。


□GS-P:インテリア、3DCG、LOGO,セミナー


□まとめ、長く使ってもらえる設計(デザイン)

 無垢材、リアルウッドの商品:適切な素材の選択と構造と仕様、塗装やアジャスター仕様等ちょっとした気遣いで長く使える。2000年購入サンプルの


□チェアの塗装、アジャスターを標準仕様。【ごくごく普通の「あったらいいな」を作ってます。】



□KDF:様々な職種の会員さんが在籍。立原さんが立ち上げたこの学びの広場等、つながるコトをしていきたい。


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