台風19号の予報が帰国予定日とドンピシャだったので、急遽9日早朝に予定を変更
し、10日に帰ってきました。
VISAでの滞在可能日数は30日間なんですが、今回の出張では現地で二つの案件を仕
上げる為、滞在日MAXでスケジューリング。近年は10月も台風が多いので滞在日数と
天気予報を気にしての現地業務でした。割高になる前に国際線チケットを購入。その
後、帰国の一週間前に天気予報を見ると、熱帯低気圧が変わり台風に、、、!?
〜10月5日 tenki.jpより〜
日本と中国の行ったり来たりで10年以上経ちますが、幸運にもこれまで一度も台風の
影響で欠航になったことがないので今回も大丈夫だろうと高を括っていると、、、
10月8日の予報が、
〜10月8日 ウェザーニューズより〜
熱帯低気圧から台風19号に変わったあと、6,7日の予報でも進路の変更はなく8日に
なっても予想通りブレるコトなく帰国ドンピシャの12日。今回は台風予報が精度が高
いのか成田直撃っぽいのです。
8日のニュースで台風の対応について各航空会社に確認するようにと促していてたの
で早すぎだろ?と思いつつ全日空に電話すると、オペレーターからは詳しい情報は
HPの案内を見てとのこと。勿論全日空のウエブサイトではまだ案内はありません。
普通の対応ですし、4日も前からの案内なんて今まで聞いたことありません。まだ台
風情報を案内していないのにも関わらず確認を促すマスコミのほうが現場を知らない
んでしょうね。
(また確認をと言っても、既に購入したチケットは日付変更不可なので天候が原因による欠航は航空会社に責任はありませんからどうにもできないですが。)
クラス「W」は日付変更不可チケット。払い戻しは可ですが手数料1000元(日本円で約¥15,000)
*手数料が以前より40%も高くなってました。
甚大な被害をもたらした台風15号のように空港で1万人が移動できず缶詰めも怖いな
と、更にヤバいのは欠航になって中国から出国できない場合、VISAの滞在期限を過ぎ
た時のペナルティ。
情報待ちして12日当日や前日の行動では選択肢が無くなってしまう為、急遽9日早朝
10日帰国に変更しました。既に購入した中国国内線を捨て新にチケットを買い直し、
帰国便の国際線はキャンセル料に1000元支払ってもマイレージを利用した特典航空券
を使えばそれほどの費用負担にはならないだろ。と空港に向かう途中の9日午後、あ
らためて全日空に電話すると、
なんと!!!電話オペレーターの対応が変わって、
「変更不可チケットが出発便 1回に限り日付変更可になりました。」
ったとのこと。全く予想していなかった回答です。
通常ではありえない対応なので、事情を聞くと今回の台風に対してのみ特別措置だそ
うです。確かに乗客は勿論ですが、地上スタッフや電話オペレーターなど欠航や変更
に伴う業務負担は精神的にもかなりシンドイので、皆にとってプラスになる全日空の
ベストな選択だと思います。
全く予想外の展開でしたが、早めの行動が良い結果になりました。
(自己負担は中国国内線のみで済みました。)
そして帰国前日夜、厦門空港に到着。写真はターミナル4
台風の影響もないので翌朝の厦門は快晴。
帰国時の機材 この路線今は小型機A-320に変わっちゃったんですが、10日の機材は珍しく以前の中型機B-767300ER。揺れもなく無事帰国しました。
10月10日になってマスコミも日本国内線についてのみ変更キャンセル可と報道してま
した。(*国際線の情報は流していなったので対応が遅れた人は大変かも、、)
12日、13日の案内 「欠航」です。
*10月13日更新
早めの予定変更でトラブルなく無事帰ってきました。マスコミの流すモノは一つの情
報として捉え、自分の安全は自分で守ることが大切な時代だとあらためて感じます。
災害やトラブルに巻き込まれないよう自己防衛、大事です。
急なスケジュール変更がしにくいコトもありますが、取引先やお客様も一緒に仕事し
てして下さる大切なパートナーです。事情を分かりやすく伝えたり、安全面や仕事効
率などでも気にかけて下さる関係であればご理解下さると思うので常に良い仕事がで
きるよう尊重しあいながら仕事していきましょう。
今年2019年はデザインコンサルの本業メインで仕事をしています。
進行中のプロジェクトはなかなかブログに書きにくいので今日は台風19号の影響で少
し早く帰国できたお話をアップロードしました。不定期ですが今後も継続していきま
すので時々ご覧いただけば幸いです。